日常会話で英語を使いこなすには、基本的な構文の理解とイディオム表現の活用が大切だと思われる。特に、イディオム表現は基本単語の組み合わせなので、綴りは簡単で、対応する日本語の表現もそれほど難しいものはない。易しい表現を自由に使えるようにするためには、必ず例文の中で理解し、句または文章単位で覚えることが必要である。どのような場面で、どのような気持ちで、その表現が使われているかを理解しよう。
この本では、高校3年間で学習する基礎表現から大学の入学試験問題に出題された応用表現までが幅広く扱われている。中間テストや期末テスト、あるいは入学試験の前に例文に目を通すだけでも、要点の整理になるだろう。映画の中で使われる言葉は日常生活を反映しているので、生きた表現を場面ごとに理解するのに役立つだろう。
内容紹介
日常会話で英語を使いこなすには、基本的な構文の理解とイディオム表現の活用が大切だと思われる。特に、イディオム表現は基本単語の組み合わせなので、綴りは簡単で、対応する日本語の表現もそれほど難しいものはない。易しい表現を自由に使えるようにするためには、必ず例文の中で理解し、句または文章単位で覚えることが必要である。どのような場面で、どのような気持ちで、その表現が使われているかを理解しよう。
まず、意味に目を通し、例文を見て基本的な文章構造を理解しよう。そして、解説を読み、似たような表現との使い分けなどの注意点に下線を引くと理解しやすくなる。さらに、映画からの実例に出ているセリフを音読し、物語の主人公になったつもりで、自分の気持ちとセリフにでてくる表現を合わせてみると身に付きやすくなるだろう。セリフの中で気に入った表現や、例文の中で覚えやすい文章があったら、印を付けておこう。
この本では、高校3年間で学習する基礎表現から大学の入学試験問題に出題された応用表現までが幅広く扱われている。中間テストや期末テスト、あるいは入学試験の前に例文に目を通すだけでも、要点の整理になるだろう。映画の中で使われる言葉は日常生活を反映しているので、生きた表現を場面ごとに理解するのに役立つだろう。
本書で取り上げたイディオム表現は、「スクリーンプレイ」シリーズ47巻から選ばれている。同盟のシナリオを活用して、重要表現だけでなく、映画全体も楽しんで欲しい。
「はじめに」より
見本ページ
第1章では高校1年から2年で学習し、大学入試に絶対必要な基礎表現、第2章では高校3年で学習する熟語の中で、テストによく出てくる実践的な重要表現、第3章では難関校の試験問題として出題される頻度が高く、得点に差がつく応用表現が取り上げられています。それぞれの見出し表現は独立していますから、順を追って読む必要はありません。ただし、大学入試までには、第1章から第3章までの全ての表現を整理して、頭にたたき込んでおく必要があります。
著者紹介
山上 登美子(やまがみ・とみこ)
東京都出身。日本大学文理学部英文学科卒業後、同大学院博士課程修了。ジョージタウン大学言語学部大学院にて英語教授法を修学し、立教大学、日本大学、明海大学、千葉敬愛短期大学、朝日カルチャーセンター千葉などで講師を務める。 日本コミュニケーション学会、日本時事英語学会、映画英語教育学会など会員。 著書に、『中学生のためのイディオム学習』『映画でらくらく英検2級対策』(スクリーンプレイ)、『英語検定準2級単語・熟語』(ナツメ社)、『30日で学ぶ 英会話の実用表現』(プラザ出版)など多数。
書籍情報
高校生のためのイディオム学習
編 著: 山上 登美子
定 価: 1,262円(本体価格)
仕 様: B6判 209ページ
発行日: 1994年 8月 9日
出版社: 株式会社スクリーンプレイ
ISBN978-4-89407-017-2