記憶するまで何度も繰り返し観た、または観たくなる映画は、”多聴・多読”学習 に最適と言えます。最近では、動画配信サービスの拡充で、スマホやタブレットなどで映画を「持ち運ぶ」ことが可能となりました。いつでも、どこでも、何度でも!「隙間時間に映画で英語」を気軽に始めてみませんか。
“多読”でリスニング力アップ?!
「たくさん読んで(多読)たくさん聴く(多聴)」は、語学学習の基本です。
スクリーンプレイに寄せられるご感想のなかで、一番多いもののひとつが「聞き取れなかったところがやっと解った」との喜びの声です。
スクリーンプレイ・シリーズは、映画のセリフを100%文字化していますので、リンキングやL・Rといった日本人の苦手とする音を文字で確認し、”多読”することができる教材です。
音を文字で認識するメリットは、これを繰り返すことによって、自然と、しかし確実にリスニング力が強化されていくことです。
「わかる」を実感!映画は”多聴” のベスト教材
映画は、物語や人物の表情・身振り手振りといった映像の助けがあるので、セリフの大まかな意味がおぼろげながら(または、ほとんど)推定できます。実は、普段の生活のコミュニケーションこそ、聞いている内容を前後関係から想像できることが多いことにお気づきでしょうか。つまり、映画におけるコミュニケーションは、現実社会とまったく同質の環境と言えるのです。
内容のわからない初めての英語音声は聞き取れない学習者にとって「雑音」同然であり、どれだけ洗練された教材であっても、シャワーのように聞き続けるのは苦行のように感じてしまいます。一方、映画を使った英語学習が”楽しい”と評判なのは、実は「わかる」を実感しやすいからでもあるのです。
微妙なニュアンスの違いも無意識のうちに体得できる
セリフを一言一句聞き取ることはまだできないけれど・・・
でも、ここで、主人公はこういう内容の事を言うんだよね。そうしたら相手は、次にこういう内容のことを言い返すのだよね。
そうなんです、それでいいのです。あるセリフを聞いたら、その場面が目に浮かんでくる。その人がどんなトーンでそのセリフを言うかを知っている。さらに、そのセリフを聞いた相手の表情がどう変わるかもわかる。そうやって聞き取っているセリフと、使用場面をセットで記憶できることが、映画で英語を学ぶ大きなメリットのひとつです。なぜなら、微妙なニュアンスの違いや異文化の人々のコミュニケーションの取り方を頭で理解しなくても、直観的に体得できるからです。
映画を字幕無しで楽しめるようになったら、その映画は卒業です
スクリーンプレイ”多聴・多読” 学習のゴールは、その映画を字幕無しで楽しめるようになることです。日本語字幕はもちろん、英語字幕もナシです。私たちの実生活に字幕はありませんから。
それはあたかも、あなたが今、ハリウッドの映画館でその映画を見ているように、地元の人々と一緒に、その映画を楽しんでいるように、字幕無しで、一緒に笑い、一緒に怒り、一緒に泣く、映画を使用した語学学習の究極のゴールです。
多聴をiPenが強力サポート!
先日、スクリーンプレイ愛読者から「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を200回視聴して、英検準1級に合格しました、ありがとうございました」との喜びのご報告がありました。もともと、英語力があった方でしょうけど、それにしても200回とは。リスニング単語総数にすると、一つの映画で実に220万語となります。
お好きな映画で、どんどん語彙力・表現力をアップさせましょう!
音が出るペンiPenがあれば、一つのセリフを簡単に何度も繰り返し聞くことができます。ぜひあなたの英語学習にお役立てください!
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