この映画について
映画のタイトルにもなっている27着のブライズメイドのドレスは、どんなコンセプトでデザインされただろう。驚くことにそのほとんどがもともと既製のブライズメイド用ドレスだったという。「ダサいドレスを探して、それをさらにダサく」というアン・フレッチャー監督の指示で衣装担当は50種類のドレスの中から選んだ数着に大胆にアレンジを加えて27着のユニークなドレスを仕上げてみせた。
ブライズメイドは大忙し
「ここで何から何まで手伝ってくれたある女性に心からの感謝の言葉を述べたいと思います。P34」こういって結婚披露宴で花嫁たちがジェーンに謝辞を述べるのは、単なるお世辞ではない。ブライズメイドの忙しさは文字通り「半端じゃない」。
この映画のキャスト
ブライズメイドに扮する主人公ジェーンにはキャサリン・ハイグル。取材先でジェーンと出会い、彼女をネタに記事を書こうと目論む新聞記者ケビンをジェームス・マーズデンが演じる。ジェーンの上司にはエドワード・バーンズ、ジェーンの妹にはマリン・アッカーマンがキャストされている。
この映画の英語について
この映画の舞台はニューヨークだが、主な登場人物が会社経営者の秘書や新聞記者およびその関係者といった知的な職業についている背景からニューヨーク訛りはほとんどなく、語彙・文法に関してもほぼスタンダードな英語といってよいだろう。
リスニング難易度表と目次
スクリーンプレイ編集部が独自に採点したこの映画の「リスニング難易度」評価一覧表です。リスニングのポイントを9つの評価項目に分け、通常北米で使われている会話を基準として、それぞれの項目を5段階で採点。また、その合計点により、映画全体のリスニング難易度を初級・中級・上級・最上級の4段階で評価しました。結果、この映画は総合24点。レベル中級の教材です。
日英見開きページの編集
スクリーンプレイ・シリーズは左に英文、右に日本文の見開きページでバイリンガルの編集です。ト書きもセリフも完全な対象レイアウトですからとてもわかりやすい。左ページの右欄には英単語や文法など英語・語彙にかかわる説明が、右ページの右欄には登場した固有名詞やストーリーの背景、歴史、セリフの意味するところなど色々な方面からの詳しい解説を編集しています。
コラムと著者関係者
この書籍には、冒頭カラーで印刷された「この映画について」などの定番テーマを含む7つのコラムが収録されています。以下に紹介したのはそのひとつ「結婚式にまつわる英語の言い伝えあれこれ」と題するコラムです。実際には右ページにもコラムは続きますが、ここでは割愛しています。その他、本書の製作に関わった人々はすべて奥付に紹介しています。また、本書には外国著作権者がいますのでその著作権表示もあります。
書籍情報
仕 様: 四六変形判、200 ページ
定 価: 1,600円(本体価格)
発行日: 2012年12月26日
出版社: 株式会社 フォーイン
スクリーンプレイ事業部
ISBN 978-4-89407-471-2
映画情報
監督: Anne Fletcher
出演: Katherine Heigl / James Marsden / Edward Burns / Malin Akerman
会社: Twentieth Century Fox Film Corporation
制作: 2008年
リスニング難易度表
評価項目 | 易しい → 難しい |
---|---|
会話スピード | 12345 |
発音の明瞭さ | 12345 |
アメリカ訛 | 12345 |
外国訛 | 12345 |
語彙 | 12345 |
専門用語 | 12345 |
ジョーク | 12345 |
スラング | 12345 |
文法 | 12345 |
合計 | 24点(中級) |