この映画について
ロス暴動から2年後の1994年。ロサンゼルス、ロングビーチのウィルソン高校に新任教師としてやって来たエリンは、大きな期待とは裏腹に予想もしていなかった現実を目の当たりにする。荒れたクラス、生徒たちを取り巻く危険な環境、そして彼らの人生に失望した心。山積みの問題を前にしてエリンは大きなショックを受けるが、何とか日々困難に直面している生徒たちに希望を与えようと、彼女は一人奮闘していく…。
アウシュヴィッツと映画について
アウシュヴィッツやビルケナウといった第二次大戦中のユダヤ人強制収容所を扱った映画はこれまで数多く撮られてきた。『ソフィーの選択』や『戦場のピアニスト』など、有名なところだけでもかなりの数に上る。それらにドイツ語やフランス語で撮影された映画を加えるとどれほどの数になるのであろうか。
この映画のキャスト
主人公の女性教師エリンはヒラリー・スワンクが演じた。彼女は2004年の『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー主演女優賞を獲得。本作では、主演のみならず映画の製作総指揮も務めた。監督と脚本はともにニューヨーク出身のリチャード・ラグラヴェネーズ。
この映画の英語について
1994 年のロサンゼルス。ロス暴動が映画の背景にあることから、色とりどりの人種が様々な種類の英語を話して…と思われるかもしれない。
リスニング難易度表と目次
スクリーンプレイ編集部が独自に採点した「リスニング難易度表」です。リスニングの評価ポイントを9つに分類。通常北米で使われている会話を基準として、各項目を5段階で採点しています。その合計点により、映画全体のリスニング難易度を初級・中級・上級・最上級の4段階で評価しました。この映画は総合29点なので上級レベルとなります。
日英見開きページの編集
スクリーンプレイ・シリーズは左に英文、右に日本語訳の見開きページの構成です。ト書きもセリフも完全な対象レイアウトですからとてもわかりやすい。左ページの右欄には英単語や文法など英語・語彙にかかわる説明が、右ページの右欄には登場した固有名詞やストーリーの背景、歴史、セリフの意味するところなど色々な方面からの詳しい解説を編集しています。
コラムと著者関係者
この書籍には、冒頭カラーで印刷された「この映画について」などの定番テーマを含む10タイトルのコラムが収録されています。ここに紹介したコラムは宮崎 一恵先生の「アメリカの学生生活」です。右ページは奥付で、この書籍に関わった人名や法人名が記載されています。
書籍情報
仕 様: 四六変形判、184 ページ
定 価: 1,600円(本体価格)
発行日:2012年9月28日
出版社:株式会社 フォーイン
スクリーンプレイ事業部
ISBN 978-4-89407-474-3
映画情報
監督: Richard Lagravenese
出演: Hilary Swank / Patrick Dempsey / April L. Hernandez / Mario
会社: Paramount Pictures
制作: 2007年
リスニング難易度表
評価項目 | 易しい → 難しい |
---|---|
会話スピード | 12345 |
発音の明瞭さ | 12345 |
アメリカ訛 | 12345 |
外国訛 | 12345 |
語彙 | 12345 |
専門用語 | 12345 |
ジョーク | 12345 |
スラング | 12345 |
文法 | 12345 |
合計 | 29点(上級) |