この映画について

ブッシュ大統領が再選を目指していた2004年、辣腕プロデューサー、メアリー・メイプスはテレビ局の看板番組でブッシュの軍歴詐称疑惑をスクープする。しかし、保守派のブロガーが「証拠は偽造」と断じたことから、メアリーたちは激しい非難に晒される。論点はすり替わり、糾弾は留まるところを知らない。しかし、メアリーたちは真実を追い求めるジャーナリズム精神を捨てることはなかった！

知識も増える！豊富なコラムや解説でアメリカの実態を知ろう！

二年ごとに大統領選、中間選挙が行われるアメリカ。あなたは大統領選の仕組みを説明できますか？大統領の軍歴が、勝敗を左右しうることを知っていましたか？本書では、深く切り込んだ分析コラムや本編の解説を通じ、この事件の全貌を解き明かすとともに、実際のアメリカの姿をあぶりだします。

この映画のキャスト

ウディ・アレン監督『ブルー・ジャスミン』で2013年の賞レースを席巻したケイト・ブランシェットと、銀幕デビューするやいなや、その端正な顔立ちで70年代を代表する俳優に登り詰めたロバート・レッドフォード。
二大オスカー俳優が、自らの信念を貫くジャーナリストを演じ、「報道の在り方」を観る者に問いかける骨太な作品です。

 

この映画の英語について

「ニュースの真相」という題名に相応しく、ロバート・レッドフォードによるニュース報道場面は聞き取りやシャドーイングのトレーニングに最適です！また、汎用性の高いインタビュー・テクニックをはじめ、ビジネスシーンに活用できるフレーズが満載！

リスニング難易度表と目次

スクリーンプレイ編集部が独自に採点したこの映画の「リスニング難易度」評価一覧表です。リスニングのポイントを９つの評価項目に分け、通常北米で使われている会話を基準として、それぞれの項目を５段階で採点。また、その合計点により、映画全体のリスニング難易度を初級・中級・上級・最上級の４段階で評価しました。結果、この映画は総合26点。レベル上級の教材です。

日英見開きページの編集

スクリーンプレイ・シリーズは左に英文、右に日本文の見開きページでバイリンガルの編集です。ト書きもセリフも完全な対象レイアウトですからとてもわかりやすい。左ページの右欄には英単語や文法など英語・語彙にかかわる説明が、右ページの右欄には登場した固有名詞やストーリーの背景、歴史、セリフの意味するところなど色々な方面からの詳しい解説を編集しています。

コラムと著者関係者

この書籍には、冒頭カラーで印刷された「この映画について」などの定番テーマを含む15のコラムが収録されています。その他、本書の製作に関わった人々はすべて奥付に紹介しています。また、本書には外国著作権者がいますのでその著作権表示もあります。