この映画について
第12回アカデミー賞では作品賞、監督賞をはじめ7部門にノミネート。公開から80年を超える歳月を経てもなお、世界中の人々の心を揺さぶる名作!
原作との読み比べや、他のリメイク作品との比較も楽しい!
この映画のキャスト
1人で20代から80代までのチップス先生を演じきったロバート・ドーナット、のちにアカデミー賞5年連続ノミネートの偉業を成し遂げたグリア・ガースン、名作『カサブランカ』のラズロ役で世界を痺れさせたポール・ヘンリード
この映画の英語について
上流社会の子供たちを教育する学校という舞台設定にふさわしい、フォーマルなイギリスアクセントが使われており、文法も標準的で、さらに発話スピードもゆったりとしている。また、専門用語の使用は最小限に留められていることからも、リスニングレベルは初級者向きの作品である。
リスニング難易度表と目次
スクリーンプレイ編集部が独自に採点したこの映画の「リスニング難易度」評価一覧表です。リスニングのポイントを9つの評価項目に分け、通常北米で使われている会話を基準として、それぞれの項目を5段階で採点。また、その合計点により、映画全体のリスニング難易度を初級・中級・上級・最上級の4段階で評価しました。結果、この映画は総合14点。レベル初級の教材です。
日英見開きページの編集
スクリーンプレイ・シリーズは左に英文、右に日本文の見開きページでバイリンガルの編集です。ト書きもセリフも完全な対象レイアウトですからとてもわかりやすい。左ページの右欄には英単語や文法など英語・語彙にかかわる説明が、右ページの右欄には登場した固有名詞やストーリーの背景、歴史、セリフの意味するところなど色々な方面からの詳しい解説を編集しています。
コラムと著者関係者
この書籍には、冒頭カラーで印刷された「この映画について」などの定番テーマを含む13のコラムが収録されています。以下に紹介したのはそのひとつ「この映画から覚えておきたいセリフ ベスト10」と題するコラムです。実際には右ページにもコラムは続きますが、ここでは割愛しています。その他、本書の製作に関わった人々はすべて奥付に紹介しています。また、本書には外国著作権者がいますのでその著作権表示もあります。
正誤表
本書の記載に誤りがあることが判明しました。つきましては、訂正いいたしますと共に深くお詫び申し上げます。
正誤表はこちらをクリックしてご確認ください
P174-175(語彙欄および語句解説欄)
誤:week-kneed women
正:weak-kneed women
書籍情報
監修グループ:網野千代美、子安惠子、杉浦恵美子、木戸啓絵、宝壺直親
仕 様: 四六変形判、208ページ
定 価: 1,200円(本体価格)
発行日: 2021年3月31日
出版社: 株式会社 フォーイン
スクリーンプレイ事業部
ISBN 978-4-89407-606-8
映画情報
監督: Sam Wood
出演: Robert Donat / Greer Garson / Paul Henreid
制作: 1939年
リスニング難易度表
評価項目 | 易しい → 難しい |
---|---|
会話スピード | 12345 |
発音の明瞭さ | 12345 |
アメリカ訛 | 12345 |
外国訛 | 12345 |
語彙 | 12345 |
専門用語 | 12345 |
ジョーク | 12345 |
スラング | 12345 |
文法 | 12345 |
合計 | 14点(初級) |